「最近読んだ本」について
正月の暇なときに読もうと３冊の本を買った。その感想を少々書いてみたい。
１．火星の遺跡
ジェイムズ・P.・ホーガン 内田昌之訳 創元SF文庫
ホーガンは以前に「星を継ぐもの」や「ガニメデの優しい巨人」などを読んだ
ことがあり、面白かった記憶があって、書店で見て購入した。
しかし期待外れで全くつまらない。最後まで読むのに苦労した。
２．ユービック
P.K.ディック 浅倉久志訳 早川書房
この作者は映画「ブレードランナー」で知っている人も多いでしょう。
内容は分かりにくいがそれがまさにP.K．ディックの世界といえるのでしょう。
３．素数の未解決問題がもうすぐ解けるかもしれない。
ヴィッキイ・ニール 千葉 敏生訳 岩波書店
２．と３は毎日新聞の書評を見て、書店で購入した。
素数は皆さん知っていると思うが、双子素数というのは知っていましたか？
内容については省略しますが興味深く、面白く読めました。古い整数論の本を引っ
張り出して読み直したり。
日頃道路で見かける自動車のナンバーを素因数分解をしたりしている。頭の体
操にいいですよ。（自分が運転中は要注意）皆さんもやってみてはいかが。
因みに私の車のナンバーは ３２３＝１７×１９ となるんですよ。