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機械工学科同窓会便り

学科主任あいさつ
坂上 賢一 2023年4月から学科主任を務めている坂上です。機 械工学科同窓会の皆様には日頃からご支援とご協力を いただき学科を代表して深く御礼申し上げます。同窓 会報誌では毎年学科主任が学科の近況をお伝えしてい ましたが、本会報誌は3年ぶりに発行とのことですの で、3年間の状況をお伝えさせていただきます。 2019年末からの新型コロナウイルス感染症の世界的 流行により社会活動が大きく制約される中で大学での 教育も大きな影響をうけました。2020年度の前期授業 は、1 ヶ月遅れて5月から開始し、実験実習科目や試験 を含めた全ての講義がオンライン形式またはオンデマ ンド形式で実施されました。学生はPCの画面を通じて 全ての講義を自宅で受けざるを得ない状況でした。ま た、学生の大学への入構が制限されていたため大学院生 が研究室での実験を満足にできず、多くの学会が中止に なるなど、研究面でも大きな制約を受けました。講義資 料を作り直したり実験のビデオを収録するなどの方法 でオンライン授業に対応し、ITを活用した講義や大学 運営がかなりのスピードで進みました。あらゆる大学 行事や課外活動が中止されて学生らしい大学生活をお くることができない状況でしたが、この3年間は機械系 学生の就職状況があまり悪化しなかったのは救いだっ たと思います。2021年度からは学生の大学への入構が 緩和されて対面での講義や研究室での活動が少しずつ 再開され、2022年度からは講義と研究については以前 と同じ状況で実施できるようになりました。現在は、学 生は以前と同じような大学生活が送れるようになって います。 現在、本学は大きな変革に向かっています。2022年 4月に新校舎が竣工し、デザイン工学部が豊洲校舎に移 転しました。また、2024年度には工学部改組により、 課程制へ移行します。機械工学科・機械機能工学科の 二学科は、機械工学課程の基幹機械コース・先進機械 コースへ移行します。さまざまな変化が予想されます が、機械系技術者のための教育という理念は変わりませ んので、引き続き学科と学生へのご支援をいただけます と幸いです。
卒業生の受賞者
2019年度 日本機械学会畠山賞:遠藤 丈太,江口 茂樹 有元史郎記念賞: 長倉 広樹 弓削正隆記念章: 遠藤 大樹
2020年度 日本機械学会畠山賞:羽鳥 優平,小林 美穂 有元史郎記念賞: 小田島 直哉 弓削正隆記念章: 藤城 直也
2021年度 日本機械学会畠山賞:森 孝太,宮田 大和 有元史郎記念賞: 田村 佑弥 弓削正隆記念章: 長谷川 夏旺
2022年度 日本機械学会畠山賞:中町 俊介,小林 和志 有元史郎記念賞: 細井 康平 弓削正隆記念章: 髙杉 天真
退職・転出教員
宇都宮登雄教授は2023年3月をもって定年退職され ました。山田純教授は2023年4月から学長職務専念の ため機械工学科を離れて学長室の所属になりました。 河野貴裕特任助教は2023年3月をもって退職され、東 京都立大学システムデザイン学部機械システム工学科 へ転出されました。

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