同窓会の活性化に思う
副会長 奥村 武 (S38)
皆様におかれましては、益々のご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、伊藤 俊前副会長(S31)の後任としてご推挙を賜りました。微力ではありますが、精一杯努めさせていただく所存ですので、皆様のご支援、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
さて、私は、昭和45年以来同期の今西氏と共に、学年幹事を続けてまいりました。幹事会では、同窓会をいかにして活性化して行くか、度々議論を重ねてはいますが、これはと言う案が見つからないのが現状です。先輩諸氏が築き上げて来られた伝統あるこの会を、さらに活発なものにする為、私なりの思う所を少し述べさせていただきます。
同窓会に多くの方に出席して頂くには、参加者が来て「楽しかった」「懐かしい人に会えてよかった」「来年も是非参加しよう」またさらに「なかなか得るものがあった」と言っていただける会にする事だと思っています。
会の活性化の為に、次の事を考えています。その1つ目は、恩師をお招きして、旧交を暖める中心となっていただく。2つ目は記念講演を実施する。特別講演は、過去に何度か企画し評判が良かったので、今後は毎回時流に合ったテーマで、機械工学科関係者による講演を計画する。3つ目は、学年幹事の発掘です。幹事が転勤等で欠員の年次が幾つか有りますが、同期の仲間の小グループは、いくつもあると思います。そのグループの中から連絡係になってくださる人を見つけ出し、幹事会から連絡を取り窓口になっていただく。以上3点に特に力を入れ、是非実施していきたいと思います。
同窓会、同期会(クラス会)の魅力は情報の交換です。同僚、先輩等が肩肘張らずに気楽に話し合い、質の高い情報交換のチャンスが得られると思います。毎年1月の定例幹事会は、OBのいる会社の保養所等を使って、1泊で通常幹事以外の人にも参加を呼びかけ、拡大幹事会(兼新年会)を実施しています。
今年は1月23、24日の両日、片倉工業の熱海保養所で約10数名が集まり、異業種の情報や、母校の現状と今後の構想計画などを聞くことができました。
機械工学科同窓会総会は、毎年1回、5月か6月に田町校舎で開催しています。同窓会総会ではその場を、提供しています。有効に利用していただければと思っています。
最後になり、誠に恐縮ではございますが、弓削先生がお亡くなりになった後、東海の名誉会長の席が空席でしたが、この度笠井先生(名誉教授/98年3月退任)にお願いいたしております。今後も同窓会にお力添えを頂きますようお願いいたします。
1999年 4月 1日 第16号 より
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